安心して受けられるインプラント治療

松戸市常盤平の歯科「藤原デンタルクリニック」では、歯を失った場合の治療として、入れ歯治療・インプラント治療・歯牙移植を行っています。そのなかでも特に近年注目されている治療法が「インプラント治療」です。インプラント治療とは、歯の抜けてしまったところにチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療のことです。

近年では、「自分の歯と変わらない自然な感覚で噛める」「見た目が自然」などの理由でインプラント治療を選ばれる方が増えてきました。

静脈内鎮静法

腕の静脈に点滴をして鎮静剤を注入し、治療の不安や痛みを和らげる方法です。 点滴後5分ほどで効果が表れはじめ、意識はあるのですが半分眠ったような状態になり、恐怖心や痛みを感じることなく治療を受けることができます。当院では約9割の患者様が、インプラント治療時に静脈内鎮静法を利用しています。

インプラント治療の流れ

STEP01.診査と治療計画

必要な診査を行ってインプラント治療ができるかどうかを診断します。その後、患者様一人ひとりに合った治療計画を立てます。

STEP02.フィクスチャー埋入手術

歯の根に相当するフィクスチャー(インプラントの土台となる部品)を顎の骨に埋める手術を行います。局所麻酔と静脈内鎮静法を用いるので、手術に痛みはほとんどありません。

STEP03.治癒期間

骨とインプラントがしっかり結合されるまで、2~6ヶ月の治癒期間が必要となります。この期間には個人差があり、場合によっては仮の歯を入れることもあります。

STEP04.アバットメントの連結

人工歯の支台となるアバットメント(インプラントの部品)をフィクスチャーに連結します。状況によっては、簡単な手術を行う場合もあります。

STEP05.人工歯の装着

インプラントを含めた口腔内全体の型採りをし、患者様一人ひとりに合った人工歯を作製します。アバットメントの上に人工歯を装着して治療完了となります。

STEP06.メインテナンス

およそ2~6ヶ月の間隔でメインテナンスを行います。インプラントを長持ちさせるためには、正しい歯みがきと、半年に1回程度の定期検診が大切です。

安心してインプラント治療を受けていただくために

患者様に安心してインプラント治療を受けていただくため、当院では次のような機器の導入や取り組みを行っています。

歯科用CTの使用
患部の詳細な3D画像を取得できる機器「CT」を使い、術前診断と術後の状態などを正確に判断します。歯科用CTは医療用のものと比べて鮮明な画像データを撮ることができ、被曝量も抑えることができるので、安心です(CT撮影は提携医院にて行っております)。
i cat(インプラント手術支援システム)
「i cat」は、インプラント治療を患者様に分かりやすく説明するため3Dのナビゲーションシステムです。正確な診査・診断を行って、治療へ反映するために使用しています。

手術の後のケアがインプラントの寿命を左右する

インプラント治療が終わった後、長年にわたってよい状態を保つには何に気をつければよいのでしょうか。インプラント自体が虫歯になることはありませんが、歯みがきを怠るとインプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」という病気になるおそれがあります。

インプラント周囲炎は、歯周病と同じく初期段階ではほとんど自覚症状がありません。インプラントの周囲の歯ぐきが腫れ、出血や膿が見られるようになったら要注意です。進行すると、インプラントがぐらぐら揺れ始め、最悪の場合はせっかくのインプラントが抜け落ちてしまいます。

定期検査を受け、早期に発見・治療することが大切です。

病気になる前に予防できるなら、それが一番理想的です。インプラント周囲炎も歯周病と同じく、歯垢(プラーク)に潜む歯周病菌が原因です。要は、お口の中の汚れがきちんと除去できていれば予防できるのです。正しい方法で毎日歯みがきを行い、歯垢や歯石をしっかり取り除くために、歯科医院での定期検診やクリーニングを受けましょう。

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